「カリスマ先生の合格授業」「合格自在シリーズ」執筆者の個人サイトです。中学受験理科の入試問題の解説や効果的な学習方法などをご紹介。

生物非生物の違いは最初に教える

ドラえもんの鈴2013年の麻布中学の入試問題が話題になったことがあります。問題は、

99年後に誕生する予定のネコ型ロボット「ドラえもん」。この「ドラえもん」が優れた技術で作られていても、生物として認められることはありません。それはなぜですか。理由を答えなさい。

というものです。テレビや雑誌でずいぶんと取り上げられ、雑誌プレジデントファミリーでは、大手進学塾の理科責任者の方にインタビューした記事を載せていました。内容は、

・ネット上では「答えが明確に出ない出題は不適切」といった批判がある。
・ドラえもん問題は初見で科学的な思考が試されるという意味で麻布らしい問題である。
・それほど難解ではないが、この問題が合否を決めるモノサシだったと言ってもいい。

ということでした。もちろん、問題文には生物の特徴である、
(1) 自分と外界とを区別する境目をもつ
(2) 自身が成長したり、子をつくったりする
(3) エネルギーをたくわえたり、使ったりするしくみをもっている
ということが書いてあったので、そこからあらためて考えることを想定した問題ですが、管理人に言わせれば、マスコミで騒いだり、大手トップ塾の先生が「初見」とかいうのはどうなのかなあと違和感を感じる内容でした。

シーラカンスそういえば、管理人も昔大手塾で麻布の入試問題の解説を書いていたころに、「なぜ、シーラカンスは生きた化石と言われるのか」という問題にあたり、まわりの先生方ともめたことを思い出しました。「陸上の生物は魚類から進化した」と解いた先生が多かったですね。授業では魚類→両生類→は虫類→鳥類(orほ乳類)みたいに教えることが多いですし。もう問題自体は忘れてしまいましたが、大昔に海で生活していた今の魚に近いものの中にシーラカンスもいて、このシーラカンスの仲間から陸上の動物は生まれたのですから、今の魚類は魚類として進化しているわけだし、「魚とほ乳類は共通の祖先から進化した」としか言えないのです。

生物の条件話はドラえもん生物にもどります。中学受験の理科では生物に関しては比較的多くのことを学びます。動物から植物、人体も化学や地学に比べたら結構内容もあります。考える頭を作るために中学受験するのですから、生物とは何なのかという導入は欠かせません。自分で書いたテキストの宣伝のようになってしまいますが、合格自在の理科では各回の最初の1ページを使って、直接問題には出ないかもしれないけれど知っていたら全体がぼんやり分かるとか、興味がもてるという小話を入れました。麻布中の3つの特徴とは1つ違うのですけれど、
(1) 成長する
(2) 子孫を残す
(3) 壊れない(けがをしても治る)
を取り上げています。

塾のテストの得点など考えると勉強で回り道するには勇気が必要になりますが、麻布中の先生は、いろいろなことに興味を持つことは当然として、勉強を通じて生まれた疑問等を調べて解決するような姿勢を持った子どもたちが好きそうですから、たまには立ち止まってネットで疑問を検索なんてしてみると良いかもしれませんね。
(中学受験理科で質問が多い 生物と非生物、シーラカンス に関する解説と教え方ページです) 

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