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植物の進化は水との関係で教える

植物の分類問題中学入試で種子植物以外の植物が聞かれることは決して多くはありませんが、カビキノコなどの菌類ケイソウコンブなどの藻類コケ類シダ植物などはいろいろな問題の選択肢に入っています。中には動物と同じような進化の例として植物をあげている問題もあります。中学入試ではマイナーな単元になりますが、難しいわけでもないので、この際覚えておきましょう。

植物の進化は動物以上に水との関係で考えて理解をしておくと、それぞれの植物の特徴も同時に覚えられて便利です。

まず、もっとも原始的な植物であるカビやキノコの仲間から始めましょう。これら菌類は一応植物ですが緑色ではないし光合成もできません。光合成できないなら動物と同じように何か食べないといけないのですがそれもできません。それで木や他の生物にくっついて,それを分解して栄養分をうばって生きている仲間です。そのせいで,カビやキノコには「分解者」という別名もついています。

次は藻類。先ほども書きましたがこれにはケイソウやランソウのようなプランクトンからワカメ,コンブのような海草までいろいろな種類があります。常に水の中にいるので,根・くき・葉という形を持っていません。水の中にいるので根は必要ないのです。しかし、この藻類の先祖の中から現在の陸上植物が誕生したと考えられています。

植物の進化では最初に陸に上がった植物はというと、それはコケ類です。コケ類は今日でも水かかかる,湿った岩や地面にへばりついて生き続けています。陸には上がりましたがやはり根もくきもないので、体全体でなんとなく水を吸うだけです。動物に例えるならば両生類みたいな感じです。

地面にはいつくばるのをやめて立ち上がったのはシダ植物です。シダ植物は,体を水を吸う部分(根)、運ぶ部分(くき)、光合成をする部分(葉)と体を分化させ、根の部分にだけ水があれば葉が上の方に伸びていっても生きていけるように進化しました。シダ植物が生まれると地球上は緑でおおわれるようになりました。でも,シダは乾そうしたところには進出できませんでした。その原因は、子孫をソウ類やコケ類と同じ胞子で増やしていたためです。胞子には種子の種皮にあたる皮がないので、乾そうしたところにいると死んでしまいますオシダゼンマイワラビなどはシダ植物の一種ですが,いずれもしめった森の中などにしかいないので,家の回りなどではなかなか見ることがありません。

そんなわけで、植物が乾そうに適応して本格的に陸上へ進出したのは,胚珠花粉を合体させる種子で子孫を残すように進化してからです。このような仲間を種子植物といいます。最初の種子植物はマツスギと同じ,胚しゅがむき出しの裸子植物でしたが,その後地球が寒冷化してきた時代に,だんだん胚しゅが子房で包まれている被子植物がはやりだし,現在では植物の中心的存在になってきました。

被子植物はさらに単子葉植物双子葉植物とに分かれ,双子葉植物が花びらが元から分かれている離べん花とくついている合べん花にわけられるのはどのテキストのにも載っている植物の中心的な範囲です。

(中学受験理科で質問が多い 植物の進化 に関する解説と教え方ページです) 

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