「カリスマ先生の合格授業」「合格自在シリーズ」執筆者の個人サイトです。中学受験理科の入試問題の解説や効果的な学習方法などをご紹介。

子どもの成長と学習

1.日常生活の気づきの大切さ

ジャガイモ子ども時代には生活のすべてが学習であって、知らなかった知識を身につけることはどんな子でも嬉しいことです。小学生時代に頭がいいねと言われる子は、ただ知識を吸収することに恐れを持たないというだけで、小さいときからの育て方次第でいくらでも変わることができたという程度のことです。

勉強のチャンスは日常のあらゆるシーンに隠れています。スーパーの野菜売り場に行けば、ジャガイモ、にんじん、タマネギの箱には北海道の形があるかも知れません。これはチャンスです。北海道牛乳を買って、シチューを作りながら話をすれば、シチューの材料が北海道産が多いことを覚えられます。鮭の切り身があったら、ネットで荒巻鮭を検索しましょう。それが鮭のどの部分か知ることができます。グレープフルーツを買った子どもは学習、特に覚えることが得意ですが「気づき」は誰かが示してやらないと時間ばかりかかります。

冬の満月たとえば、ご父母の方は人生30年か40年も何回も満月を見るチャンスがあったと思います。では質問ですが冬の満月と夏の満月は、南の空の一番高い位置にきたとき、その高度はどちらが高いでしょうら、縦や横、斜めに切れば立体の学習ができるのです。もし、お子さんが「ねえねえ」って聞いてきたら絶対に「うるさいわね」なんて言ってはいけません。これは大切な気づき入り口なのです。分かった方もいるかも知れませんが、たくさんの経験がある大人でも自信をもって答えるのは難しい質問です。答えは「冬の満月」です。一応説明しますが、右図1のように夏の満月と冬の満月、地球と太陽の位置を図に示します。そして、これを地球の地軸分だけかたむけて地軸をまっすぐにします。そうしたら、冬の方が高い所にあるのがはっきり分かりますね。大切なことは、人生で誰かがこれを質問し、そして説明してくれたかどうかです。一度「なるほど」と納得できれば解説がどうであれ、人はその事実を記憶にとどめられるようになるのです。

 

2.法則的知識を手に入れるタイミング

考える子暗記の得意な子どもたちは、小さいうちはなんでもかんでも覚えてしまいます。日本全国の駅の名前を言える子どもとか珍しくありませんね。私の娘もまだ字が読めない小さい頃に、隣のトトロの本を読んであげたところ、いつのまにか一字一句間違えずに諳んじるという快挙を成し遂げました。もしかすると「この子は天才かも」と思って中学受験に突入というご家庭は少なくはないでしょう。

しかし、変化は私立への受験勉強のさなかにやってきます。覚えられなくなるのです。だいたい10才前後くらいだと思いますが、「なんで?」「どうして?」が始まります。無意味なことを覚えられなくなる大人の脳の出現です。原理や原則、似たものを特徴でまとめて覚える・・・理科的な頭を伸ばす時期が来たわけです。そんな時期には立ち止まって考える時間が必要です。調べ方を教えてネット検索させたり、図鑑や参考書を並べておいて自由に調べさせましょう。時間はかかりますが必要なプロセスです。塾での学習内容が多くなってもたもた勉強させるわけにはいかないという親の気持ちは分かりますが、中学受験だけで終わる人生にならないよう「待ちの教育」を実践しないとなりません。

 

3.空間把握を鍛えるのは難しい

頌栄問題理科の講師をやっていていちばん困るのが立体的に考えないといけない問題です。回路図が立体になっていたり、回路を紙に貼って重ね合わせたり、人体や地学などでも時折出題が見られます。回路そのものが分かっていても立体になると全く理解できないという子は少なくありません。しかし、こういうものに強い子は常にできるのも事実なので、生まれ持ったものか塾に通う以前の経験なのかと考えたこともあります。唯一の解決方法は実際に作ってみたりすることです。ねん土で模型を作って切ったりすれば理解がだいぶ違います。塾でも電子黒板などが普及すれば少しは変わるかもしれませんが、今のところはご家庭で努力をしていただきたい部分です。

  • メールでお問い合わせはこちら

会員ログイン

You are not logged in.

ーーーーー リンク集 ーーーーー

もののしくみ研究室

学研ロボティクス

首都圏模試

首都圏模試リンク

Access

アクセス情報リンク

Jmedia

日本メディア教育株式会社

中学受験の映像サイト。

PAGETOP
Copyright © 中学受験理科の玉手箱 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.